第2章

黄驍は自分の服を千金が台拭きに使っているのを知って激怒し、明日までに金が返せなければ秘伝のレシピを渡せと海明に迫る。千金は家を売ろうとする海明を止めるが、海明は自分の親戚だとウソをついていたことなどの理由で千金を怒り、追い出す。その夜、千金のもくろみどおりサッカーの試合でブラジルが勝利するが、くじのルールを知らなかったことで無効となり、有り金を全て失ってしまう。千金は黄驍の店の経営を立て直すかわりに海明の借金を帳消しにするよう黄驍に求め、現代のマーケティング手法を駆使して売り上げを伸ばす。千金はその報酬で借金を相殺したことを伝えに海明を訪ねる。海明は出て行けと言ったことを千金に謝り、改めて店の手伝いを千金に頼む。千金らは屋台を出店し、独特の食べ方と秘伝のタレで差別化を図る。千金は麗珍に近づかないでほしいと黄驍に言うが、怒った黄驍は千金たちがワンタン店の店舗を借りられないよう手を回す。失意の２人は借金取りに追われていた鄭潮生を助ける。