第12話 立つ主夫、後を濁す

第12話 立つ主夫、後を濁す

2004年
日本
56分
300ポイント
和之(阿部寛)に突然海外赴任の話が舞いこんだ。場所は上海で期間は5年間。仕事の内容、給与待遇ともに申し分ない条件だ。先方の会社は真新しい超近代的なビル。電話をくれた担当者をはじめ部課長クラスが次々と和之に頭をさげた。ビルを出た和之は思わずガッツポーズ。その足でスポーツクラブに向かうと優介(宮迫博之)と健児(永井大)に喜びを伝えた。 「上海だよ」。打診された仕事とは、中国市場で日本製品を売るための現地CM制作部門のチーフ。「日ごろの行いがいいとチャンスがくるんだよ」。しかし得意満面だった和之の表情は優介の一言でくもった。「上海へ行くなら奥さん、仕事辞めなきゃいけないな」。 その夜、和之がどう切り出そうかと迷っていると、美紀(篠原涼子)の方から話を持ち出した。「来月から正社員よ。頑張るぞー。」嬉しそうな顔を見ていると、とても言い出せない。 ところが和之の知らないところで話は広がっていた。翌日のスイーツクラブ。いきなり真理江(川島なお美)から「ステキねえ。海外赴任なんて」と言われた。和之がにらみつけると優介はあわてて首を振った。
スタッフ
脚本尾崎将也
脚本旺季志ずか
※著作権の都合上、地上波放送とは一部内容が異なる場合があります。あらかじめご了承の上お楽しみ下さい。
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