To Sir， With Love

Twitter世界トレンド第1位を記録！　愛憎＆BLのケミストリーが話題を呼んだ大ヒットタイドラマが日本上陸

切ないラブストーリーに加え、一族の間で繰り広げられる泥沼愛憎劇が本作の魅力の一つ。その争いの中心となるのが、物語の舞台であるソン家の2人の夫人たち。息子である長男・ティアンの秘密を守るために、とり返しのつかない事件を起こす第一夫人のリー大奥様と、その秘密を暴き自分の子供を次期当主にしようと画策する第二夫人のジャン若奥様。息子のためにとった行動が原因で窮地に立たされたリーを、ジャンはあの手この手で追い詰めていく。嫉妬と欲望にまみれた一族の間で繰り広げられる壮絶なバトルの結末は…!!

時は1930年代。サイアム（タイの旧国名）に定住した中国人の中でも巨大な富を成していた5大名家があった。彼らは‟五龍会”を結成し、その中でも特に力を持ち、周りからの信頼を集めるソン家の当主が会長の座に君臨していた。
そんなある日、五龍会のメンバーであるチャン家の当主が同性愛者であることが暴露されてしまう。事業への影響を考えた会長は、苦楽を共にしてきたチャン一族を五龍会から追放することを宣言する。会長を兄のように慕ってきたチャンは、落胆と絶望の中で会長に呪いのような言葉をかけ自ら命を絶つ。「いつの日か、同じ苦しみを味わうだろう― 」と。
時は経ち、五龍会の会長の後継者として育てられたソン家第一夫人の息子・ティアンに縁談が持ち上がる。親の定める女性と結婚して子をもうけ、事業を継ぐことが当たり前の家庭に育ったティアンだったが、彼には絶対にバレてはいけないある秘密があった。