第6話 宋煥北（そう･かんほく）の奇計

雲舒（うん･じょ）のために叩頭し続ける姿を見かねた沈瀾（しん・らん）は、雲（うん）貴妃を抱きかかえ彼女の部屋に連れ帰る。自分の気持ちに気づかないふりをし続ける彼女に怒りをぶつけ、雲舒（うん･じょ）に危害を加えることをほのめかす。そんな沈瀾（しん・らん）の態度に驚いた雲（うん）貴妃は、やはり雲舒（うん･じょ）を守ろうと泣きすがるのだった。一方、雲舒（うん･じょ）たちは宋煥北（そう･かんほく）の指示に従い、ある噂を流布していた。