6歳の時、満州で終戦を迎えた中国残留邦人1世の重光孝昭さん(86)は中国人の養父母に育てられ、中国語を話すが、学校や会社では「日本人」「小日本鬼子」と罵られ続けた。1984年に帰国するも、日本社会は普通に日本語を話すことができない重光さんを「普通の日本人」とは認めてくれない。
普通の日本人ってなんだろう。自分はナニモノなのだろう。その問いは80年の時を超えて連鎖する。
東京の大学に通う中村小晴さん(18)は中国残留婦人4世。日本で生まれ育ちながらも、心の中には確かに「中国」がある。
小晴さんは曾祖母の足跡を辿るため中国・大連に渡り、自分自身を見つめ直す。
2つの祖国を抱く人生を見つめ、いま改めて平和の意味を考える。
普通の日本人ってなんだろう。自分はナニモノなのだろう。その問いは80年の時を超えて連鎖する。
東京の大学に通う中村小晴さん(18)は中国残留婦人4世。日本で生まれ育ちながらも、心の中には確かに「中国」がある。
小晴さんは曾祖母の足跡を辿るため中国・大連に渡り、自分自身を見つめ直す。
2つの祖国を抱く人生を見つめ、いま改めて平和の意味を考える。
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