第１０話　少年事件【字】

健治（磯村勇斗）は山田（平岩紙）から、教師の負担は増える一方なのに、学校は改善するどころか賞与を減額しようとしていると相談を受けていた。そこで、あるアドバイスをするが、これが再び尾碕（稲垣吾郎）の怒りを買うことになり、健治を解雇すると言い出す。するとそこへ、斎藤（南琴奈）が大麻所持の容疑で逮捕されたという知らせが飛び込んでくる。
少年鑑別所で観護措置を受ける斎藤は、幼なじみから預かったものを代理で女子中学生に渡したものの、中身が大麻だとは知らなかったと主張。山田も健治も斎藤の言葉を信じるが、学校としてできることはない。話を聞いた久留島（市川実和子）は、利益相反になるため斎藤の付添人弁護士になりたいなどと言い出さないよう健治にくぎを刺す。しかし、斎藤の家族や生徒から弁護をお願いされた健治は…。